おいらは高校生活の3年間を男子校で過ごしました。
実際全国の男子校を見てみると、学力が高かったり、部活が強かったりする高校が多いですよね。
今回は男子校に通っていたおいらが、男子校の「良いとこ」と「悪いとこ」を紹介します。
男子校の魅力は男子校に通った者にしかわかりません。
高校選びを悩んでいる本人や、保護者の方は参考にしてくださいね!
男子校の良いとこ
まずは男子校の良いとこを紹介します。
異性を気にせず勉強や部活に集中できる
男子校の一番の特長は、校内に同年代の異性が存在していないことです。
男子校なので当たり前ですね。
思春期の男子にとって、同年代の異性という存在は大きな影響力をもっています。
男子校であれば、異性の言動が気になって勉強に集中できないということがありません。
ただし好きな子の前でテストで良い点を取りたいとか、異性が居ることで発生するモチベーションはなくなります。
学校内で恋愛問題に巻き込まれることがない
校内に異性がいないということは、クラス内での恋愛がありません。
「友人の好きな女の子が、別の友人のことが好き」
なんてよくある三角関係が校内では起きません。
クラスメイトのわずらわしい恋愛トラブルに、巻き込まれることは皆無です。
勉強や部活に集中できます。
学園祭の特別感がすごい
男子校の学園祭は、学校行事の中で特別な意味を持っています。
共学の高校での修学旅行に匹敵すると言っても過言ではありません。
おいらの高校では学園祭がほぼ唯一、同年代の異性を校内で見かけるイベントでした。
いつ頃からか、うちの学園祭は入場チケット制になり、噂では入場チケットが販売されているとかなんとか。
近隣の女子高の高校生も沢山きていて、屋台の店員は異性と会話ができるので人気でした。
学園祭の出会いがきっかけで、彼女ができたという同級生も何人かいました。
そんな感じで学園祭の特別感はハンパないです。
男子校の悪いとこ
続きまして、男子校の悪いとこを紹介します。
同年代の異性と関わることが少ない
何度も繰り返しになりますが、男子校には同年代の異性がいません。
それがメリットになることもあれば、デメリットになってしまうこともあります。
同年代の異性と関わることが少ないので、いざ関わると実際どのように関わったら良いのかわからなくなります。
おいらは高校だけ男子校でしたが、中学・高校と男子校だったら大変そうです。
思春期の男性にとって、異性の考え方を知る機会が少ないのは大きな損失です。
余談ですが、おいらの担任の先生曰く、
「卒業した男子校の卒業生が大学に進むと、9割は3ヶ月くらい女性と上手に話せない」
「しかし、残りの1割は3年間異性と話す機会が少なかった反動で、女性とばっかり話すようになる」
ちなみにおいらは当然のように前者でございました。
女子トイレが少ない
男子校には女子トイレが少ないです。
学校に通っている本人には全く関係のない話ではありますが。
校内に女性が増える、入学式や卒業式、授業参観、学園祭のときに女子トイレに長蛇の列ができていました。
おいらの母親も学校にやってきたときに、トイレがすごく並んでいたと困っていました。
学校全体が部室の匂いがする
「校内全体が運動系男子の部室の匂いがする」と言われたことがあります。
こちらは学園祭に来た同年代の女性の意見です。
学校全体に汗の匂いが染みついているのかもしれません。
学校に通っている本人たちはあまり気が付かないものです。
男子校に通っていると汗の匂いに鈍感になります。
男子校にいる間は良いですが、通勤でバスや電車に乗るときは制汗スプレーなどを使用しましょう。
まとめ
今回は男子校出身のおいらが感じた、男子校の「良いとこ」と「悪いとこ」を紹介しました。
少子化の影響で男子校・女子校が、共学校に移っていっているようです。
おいらの出身校も今は共学になってしまいました。
そう考えると、男子校に通う3年間は、あまり体験できない世界ですね。
デメリットもいろいろ書きましたが、男子校の高校生活は面白かったです。
次の人生があって、男性に産まれたら再び男子校に通いたいなと思います。
ご多忙な中、おいらのブログにお越しいただき、ありがとうございました。
また、さらには最後まで読んでいただき、感謝感謝でございます。
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